勝つ準備。社会人基礎力を把握する
皆さん、こんにちは。
「プロフェッショナル・キャリアカウンセラー」の饗場俊行(あいばとしゆき)です。
今年の夏は暑い日が続きますね。猛暑の夏は特に体調の維持管理が難しいですが、水分の補給をこまめにして休みをしっかりとって乗り切りましょう。
大学生は授業のある時期にはなかなか親子でゆっくり会話をする機会がないと思います。その点、夏休み期間中は、親御さんにとっては、ご子息、ご令嬢とコミュニュケーションを取る絶好のチャンスです。
なんとか時間を見つけて、一緒に家族で食事をする、どこかに出かける等、対話を試みてください。
家族との対話はとても大切な要素です。日頃のコミュニケーションが将来につながります。
時間があるようでもタイミングが合わないことも多いと思いますが、できるかできないかではありません。実際に行動するかしないかそれだけです。日時を決めて夏季休業中に積極的にコミュニケーションを試みてください。
さて、原点は「一番準備をした者が勝つ」ということ。勝つためには勝つ準備が必要です。
勝つ準備とは、自分にあった方法で、コツコツと出来ることを努力して積み重ねていくことです。
自分に合った方法で、これが大事です。
成功した先輩の話を聞くとそのまま真似すればうまくいくような気になります。
確かに、成功した人はそれなりに合理的な方法で、効果的なことをやって結果を出せたケースが
多いでしょう。なるほど、と思うことも少なくありません。
たとえば、情報収集、整理の仕方、活用の仕方、アプローチの仕方。面接での受け答え。
参考に出来るところ、自分に生かせるところは参考にしたらよいでしょう。
しかし、先輩のように真似をしてもうまくいかない人がいるのも事実です。
どうしてなのでしょうか?
成功した方法というのはあくまでその人にとってその時に有効であった方法です。それが他の人に同じように結果をもたらすことを約束するものではないのです。属人的な要素が大きく左右します。そのことは忘れてはいけません。成功した人というのは同じやり方をすればほかの人も同じようにうまくいくと思い込みがちです。その方法が万能のように感じがちです。親御さんがご自分の成功体験を押し付ける例も耳にします。
もちろん良かった点について傾向を把握することは大事です。しかし、自分にあった方法で自分にあったアプローチの仕方を早くつかむことの方が肝要です。ひとり一人準備すべき内容が違います。
一人ひとり違うということ。その違いを忘れてはいけません。年によって、企業によって傾向が違います。昨年通用したことが今年も通用するかどうかはわかりません。そもそも前提が違います。
時間をかけて正しい努力をすれば大学入試までは一定程度の結果がついてきました。過去問の傾向を調べて演習をし、基準以上の点数を出せば合格ラインはクリアできました。大学入試までならそれでも良かったかもしれません。
しかし、就活は違います。筆記試験の合格ラインはクリアする必要がありますが、筆記試験の点数以外の要素が大きく左右します。企業によっても選考で重視するポイントが異なります。
目指す企業と自分に合った対策をとる必要があります。自分の力をよく把握し、力をつけて、相手をよく知るということが大事です。
その時に特に自分の強み、弱みの傾向を、「社会人基礎力」に結びつけて把握すると効果的です。
「社会人基礎力」とは、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のことです。
「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、経済産業省が2006年から提唱しているものです
社会が、企業が必要としている能力が何かを理解し、自分にその力が備わっているかを客観的に把握できると、企業が求めている人材の要素と自分の有する能力との距離感、不足の程度がわかってきます。
求められていることは、自分はこれができるということを一方的に主張することではありません。
当該企業において必要とされている能力がどの程度備わっていて、どのくらい当該会社の仕事でその能力を発揮できるのかということです。
要するに「自分はいかに組織の期待に応えられる人物」であるかを伝えるということです。
社会人として共通に必要とされていることと、個別の職種、業務で要求されることは必ずしも同じではありません。
自分の能力は一人では意外に把握しにくいものです。
そんな時お力になれるのが、「家族ぐるみで支援する1年次から始める就活」です。社会人基礎力の分析、個人に必要な要素が合理的に効率的に整理できる内容になっています。
何から始めて良いのか迷うのなら、まず、「家族ぐるみで支援する1年次から始める就活」を始めてみることをお勧めします。
具体的に何をどのように準備したら良いのか、一人ひとりにあわせた形で具体的にわかりやすく取り組めます。きっと、もっと早くから始めておけばよかったと思われることでしょう。
経験と実績、私たち「プロフェッショナル・キャリアカウンセラー」による「就活指導」は これまで 多大な成果を挙げてきています。私たちの力をぜひ活用してください。
・・・・・詳しくは、親子就活/家族ぐるみで支援する 1年次から始める就活 ご参照ください。
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迷ったときは、私たち「プロフェッショナル・キャリアカウンセラー」のキャリア・カウンセリングを受けることをお勧めします。
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【親子就活カウンセリング/就活カウンセリング】には、父又は母、或いは保護者が同席することができます(但し1名迄。同席者は無料です)。
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には、配偶者(予定者を含む)・父又は母、或いは保護者が同席することができます(但し1名迄。同席者は無料です)。
饗場 俊行 (あいば としゆき)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
認定キャリア・コンサルタント
株式会社 キャリア・ブレーン 就活支援事業部長
日系大手有名メーカー人事部で採用・教育担当、この経験を活かして、就活・教育コンサルタントとして独立。とくに「親子就活」実践指導に長年の実績。