働きやすい会社ランキング

皆さん、こんにちは。
「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー」の下枝三知与です。
今年は夏から秋にかけて台風がたくさん来て、いろいろと大変でしたね。
皆さんの周りは大丈夫でしたか?

今日は前回の「働くということ」にもつながる話です。
9月末、日経新聞が毎年出している「働きやすい会社2012」が発表されました。
これは4つのテーマ別に、ビジネスパーソンが会社に「働く条件として何を重視するか」を調査するもので、今年は総合でもテーマ別でも電機各社が上位に入りました。
テーマの中で重視されたものが「グローバルな人材育成」。社員教育の内容も、語学研修への意識付けや、
「うち向き」といわれる新入社員の精神面を強化する研修などにも目を向けているようです。
電機各社は人員増強や賃上げの代わりに、労働時間の短縮や休業制度充実で社員に報いてきたそうです。
また、ビジネスパーソンが望む働きやすい会社の条件として、次のようなものが挙がりました。
1.労働時間の適正さ  43.5%
2.休暇の取りやすさ  42.3%
3.(半休、時間単位)年次有休の種類が豊富  32%
また「若手社員の定着率の高さ」や「人事考課の結果伝達、反論・修正機会の有無」「評価結果のフィードバックの有無」など人事考課の透明性を望む声も多かったようです。
様々な条件を働く人は望みますね。
さて、あなたは何を重視して会社選びをしますか?

今の雇用状況の中では、どの企業も採用に消極的です。
新入社員も転職組もとても厳しい状況ですが「不況だからしかたない」「決まらないのは経済状況が安定しないからだ」と嘆いているだけでは何も解決しません。
業績が悪い会社だからこそ、実は「会社により良い結果を出してくれる人はどこかにいないか?」と利益が出せる人財を探しているものなのです。
そういう企業はあるはずです。ただ、見えにくいだけかもしれません。
履歴書を100通以上DM方式でばらまき、内定をいくつかもらってその中から1社を自分で選んだ57歳の男性がいます。

彼は勇気と知恵と情報を駆使して、綿密な準備と行動力で成功したのです。

下枝 美千代

下枝 美千代(しもえだ みちよ)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/認定キャリア・コンサルタント

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