職業観

インターンシップ終ろうとしている実習生がいます。企業は実習生に対して、「もっと働く意欲を見せてくれたら雇用を考えられるのですが・・・・・」と意欲を実習生に感じられないと言うので、実習生の考えていることを聴きました。

今の、実習先を選択した理由や、今後の事など、実習が終了した後をどのように考えているのかなど、です。

カウンセリングを通して見えてきたことは、仕事をするということのイメージが出来ていない様子が伝わってきました。それが実習先の企業「がこのままでは継続雇用は難しい」ということと理解できました。

実習に入る前に公務員の勉強をしていましたが、結果が出なかったので、実習に申し込んだら、受け入れ先が決まり、実習に入ったとのことでした。なぜ、この職業を選択したのかと尋ねると、「テレビで見ていておもしろそうだったから」「神社のおみくじを引いたら人と関わる仕事がいいと書いてあったから」と中学生の職業体験で実習先を選んでいるようでな印象でした。大学を卒業するまでに、職業を持つという事がどのような事なのか、職業を持つ事と就職(会社に入ること)の違いについて考えてみてほしいと伝えて、話を終えました。

周りの大人が、場面場面で幼いころから仕事を見せて、少しずつ職業観を養っていくことで、将来の自分の働き方をイメージできるのではないでしょうか?
カウンセラーとしてもっと職業.について考えられるよう実習生に働き掛ける大切さを思ったセッションでした。

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