厳しい内定率
来春卒業予定の大学生の10月1日時点の就職内定率が過去最低になった
事を受け、国も就職支援に乗り出すという記事が、11月21日の日経
新聞一面トップ掲載されていました。
就職を希望する41万人の大学生のうち、17万人がまだ内定を得ておらず、
このペースだと卒業時点での就職内定率が過去最低だった1999年の91.1%を下回る
可能性もあるとの内容でした。
そして、記事はこう続きます。「ミスマッチ解消」は人材サービス企業の
新市場になりつつあると綴っています。
地方の大学生は更に厳しい雇用環境にあります。しかし企業説明会などは
殆ど東京、名古屋、大阪と大都市圏です。
近年の大学生は地元に残って働きたい割合が地方ほど多いです。
しかし、地方の大学の就職支援はまだまだ行きとどいいていません。
これから先の未来を託す世代が社会人の入り口で困難な状況に置かれている
現状にプロフェッショナル・キャリアカウンセラー協会のノウハウが役に立つ時が来たと実感します。
大学生に潜在的な求人意欲のある企業(成長分野産業)の情報収集の仕方や
DMの送りかたを話すと、以前は「そんなことしても、、、」と少し斜めに
眺めて話を聞いていましたが、今は「やってみます、何が何でも就職したいです」と
言う人達が出始めてました。
何も行動せずただ不安ばかり訴えても時間を逃してしまいます。
自立した社会人になるために、厳しい時だからこそ自分を鍛えられると信じ、
あきらめずに挑んでもらいたいです。